6帖で比較する玄関収納の3タイプ
こんばんは。
SHAKEです。
家づくりを検討すると各社からとりあえず図面で予算でといろいろ資料がでてまいります。
なんとなくプロに話を聞いたり、説得力のある営業マンなどと打合せすると、
出てきた間取りが良いものと思うことがありますが、
図面がいざ形になると後悔してしまうことも多いです。
そこで、間取りについての後悔をなくすためにも事前にどんな間取りが私たちの
暮らしにあっているのか、どんな間取りがあるのかなど、
知っておくことで皆様の後悔を減らしてまいりたいと思います。
今回はまずは玄関編です。
それではどうぞ!
SIC個室タイプ 6帖
このタイプは6帖をENT2帖、HALL2帖、SIC2帖に分散して個室風に取って付けたタイプ。
各空間が2帖と十分な広さですが、しっかりと別れているためSICの機能が収納のみとなり、
納戸としての機能が大きいです。
人には見せたくないものをとりあえず入れておく収納という空間としては有効です。
ただし靴の収納としてSICを使うとすると靴を履いて移動する必要があるため、
常時靴が玄関に置かれている必要があります。
実際には下駄箱が必要となります。
SICウォークスルー(2WAY)型
同じ6帖ですが、3畳の収納と3畳の玄関とに分けて
動線をつなげたプランです。
このプランの良い点はプライベート動線としては、SICを通って移動するため
普段履きの靴も隠れて玄関がすっきりします。
※しっかりと動線を有効活用することが前提ですが、
来客動線がすっきりするため生活感を隠せますが、6帖を分割した分
玄関が狭く見えることがあります。
広間型玄関
6帖を広く使うタイプのプランで1面を壁面収納とすることで、
すっきりとした玄関を演出し、かつ圧迫感のない6帖を広く見せるタイプの玄関
玄関が広いと間接照明やアクセント壁などを利用して高級感を演出できます。
収納力もあまり他と変わらないのですが、扉を開けなければならない労力が必要です。
ひと手間ではありますが、しっかりと収納内を整理する必要があります。
まとめ
6帖という条件を一定にした場合の3パターンについての比較でした。
実はよく見ると3パターンに収納力の大きな変化がありません。
つまり収納する物やその方法でメリットデメリットが発生します。
比較として、
ENT、HALL、SICを6帖で作るということではありましたが、ENTとリビング一体型など
実際には複雑に様々な対応策があります。
今回は6帖という大きさの中でシューズクロークの3パターンを見ると、
それぞれ特性があり、ライフスタイルの違いや作り方の違いで特性が変わることを
わかっていただけますと、幸いです。
一概に玄関の間取りを簡単に考えてみても特性が変わり、
玄関を利用する生活スタイルに応じて良い悪いが生まれます。
これ以外にも見せる収納で玄関とリビング一体に使うようなプランや
玄関をホテルのようなエントランスととらえて、魅せる階段などを設置すること
中庭とつながる玄関なども様々な施工例があります。
今回はシンプルな玄関の3タイプですが、
特殊な玄関(エントランス)も今後ご紹介してまいります。
最後に
今後もこのような家づくりについて有力な情報を提供できるよう配信してまいります。
もし、家づくりで困っていること、間取りについてわからないことなございましたら、
いつてもお問い合わせください。